こんにちは!地方在住のサッカーママ歴7年の経験を持つあっちです。
息子が小学1年生でサッカーを始めてから、今中学1年生になるまで。
スポーツ少年団(スポ少)の役員について、リアルな体験をお話しします。
私はスポ少の学年役員と、最高学年で保護者会の会長を経験してきました。
スポ少の役員って、子供たちがスポーツを楽しむ環境を支える大切な存在なんですね。
でも正直、楽しいことばかりじゃありません。
時間的負担、精神的ストレス、保護者間のトラブルなど、様々な課題と向き合うことになります。
でも、乗り越える価値は十分にあると思っています。
この記事では、私の経験を通じて、スポーツ少年団(スポ少)役員の実態と乗り越え方をお伝えしていきます。
スポ少の役員の仕事内容と負担
スポ少役員の仕事って、思った以上に大変なんです。
でも、具体的にどんな仕事があるのか、詳しく知っている人は意外と少ないですよね。
ここでは、私の息子が所属していたチームを例に、主な役職の仕事内容と、学年によって変わる負担について紹介しますね。
保護者がする団の仕事内容
運営は6年生の保護者(最高学年)が行っていました。
その保護者がする団の運営や役割は、大きな責任を背負う仕事内容です。
主な仕事は、
- 入団希望者への説明や手続き
- 入団体験の告知の準備
- 住んでいる市町村との手続き・会議への参加
- コーチとの連絡調整
- 練習場所の確保や管理
- 管理している道具、倉庫の管理・掃除
- 総会やイベントの企画運営
など、これだけ見ても、かなりの仕事量ですよね。
でも、これ以外にも突発的な問題対応など、予期せぬ仕事が発生することも。

最高学年で団の運営役員をするって、本当に大変なんです。
スポ少サッカー少年団の役員構成
私の息子が所属していたチームを例に、保護者役員の構成を紹介しますね。
団の運営役員(主に最高学年・6年生の保護者)
- 保護者会長
- 副会長
- 会計
- 練習場所の予約係
- 資料作成などのパソコン係
各学年の役員(各学年から1名)
- 副会長
サッカーは学年でカテゴリが別れているので、学年をまとめる役員として副会長さんを立ててもらっていました。
保護者会長さんが負担にならないように、他の保護者に仕事を振り分ける仕組みになっていました。
会計と学年役員:縁の下の力持ち
会計さんは、チームのお金を管理する重要な役割。
団費の管理から、大会参加費の支払い、交通費の精算まで、細かい作業が多いんです。
正確さが求められるので、普段経理の仕事をしている人ならやりやすいし、お金の扱いが苦手な人はストレスも大きいかも。
学年役員さんは、各学年の保護者への連絡や、試合の準備など、日々の活動を支える縁の下の力持ち。
いろいろやることがたくさんあります。
6年生の保護者:負担のピーク到来
学年が上がるにつれて負担は増えていきますが、特に6年生の保護者は大変です。なぜかというと:
- 試合数が一気に増える
- 卒団に向けての準備が始まる
- チーム内での責任が重くなる
毎週のように試合があって、平日も休日も余裕がない!なんて声をよく聞きます。でも、この時期だからこそ、子供たちの成長を間近で見られる喜びもあるんですよ。
スポ少役員が直面する大変さ、ストレスの実態
スポ少役員の大変さ、ストレスは想像以上かもしれません。
まず、仕事量の多さによる時間的・精神的負担。平日の夜や休日も、役員の仕事に追われることがあるんです。家族との時間を削ったり、自分の時間が持てなくなったりすることも。
次に気になるのが、保護者間の温度差によるトラブル。
スポ少活動への熱意は人それぞれですよね。熱心な保護者とそうでない保護者の間で軋轢が生じることもあります。
「なぜあの人は協力的じゃないの?」「私だけが頑張っている」といった不満が溜まりやすいんです。
さらに、理不尽なクレームや要求への対応。
「なぜうちの子は試合に出られないの?」「もっと厳しく指導してほしい」など、コーチへの要求を役員に突きつけられることも。中には、監督や役員を外すよう要求する保護者もいるそうです。



これらのストレスに加え、仕事と役員の両立の難しさ。
平日の練習や休日の試合の付き添いなど、仕事との調整に苦労する場面が多々あります。
でも、工夫次第で両立は可能です。後ほど、私の経験をお話しします。
スポ少役員の「押し付け合い」問題
スポ少役員の「押し付け合い」、避けて通れない問題ですよね。
特に、レギュラー選手の親への期待は大きいものがあります。「レギュラーの子の親だから、もっとチームに貢献すべき」という雰囲気が生まれやすいんです。でも、レギュラーかどうかに関わらず、全ての子供たちのためにチームは存在するんですよね。
家庭環境や仕事状況による軋轢も生じます。
「下の子もいるから」「仕事が忙しいから」といった理由で役員を免除してほしいという声も。確かに、個々の事情は様々です。でも、それを理由に特定の人に負担が集中するのも問題です。
チーム運営に対する意識の差も大きな要因です。
「スポ少は子供のためだから、親も積極的に関わるべき」という考えの人もいれば、「子供の送り迎えだけで精一杯」という人もいます。この意識の差が、役員の押し付け合いを生んでしまうんです。



大切なのは、お互いの状況を理解し、できる範囲で協力し合うこと。
そのためには、オープンなコミュニケーションと柔軟な役割分担が鍵となります。
私が経験した、スポ少役員の困難とその乗り越え方
私自身、スポ少役員として様々な困難を経験しました。
特に印象に残っているのが、保護者間のトラブル解決です。ある時、試合の車出しをめぐって保護者同士が対立してしまったんです。片方の親は「いつも同じ人が車を出している」と不満を漏らし、もう片方は「仕事の都合で休日に動けない」と主張。
この対立を解決するため、私は両者の話をじっくり聞き、チーム全体で車出しの当番制を導入することを提案しました。さらに、車を出せない場合は他の形で貢献できる仕組みも作りました。この経験から、問題の根本原因を理解し、公平な解決策を提示することの重要性を学びました。
また、仕事と役員の両立で苦労した経験もあります。私は平日フルタイムで働いているため、平日昼間は動けないんですね。なので、夜の時間を使ってLINE グループで情報共有を徹底しました。



この経験から、周囲に協力を求めることの大切さと、自分の限界を知ることの重要性を学びました。困難は必ず乗り越えられます。
大切なのは、周りの親と協力することを諦めずに創意工夫を重ねることです。
スポ少役員の負担軽減策
「役員は大変」って聞くと、尻込みしちゃいますよね。
でも、工夫次第で負担はぐっと減らせるんです。
ここでは、私たちのチームで実際に効果があった方法を紹介します。
みんなで少しずつ:役割分担の明確化
「会長」「会計」といった大きな役割だけでなく、もっと細かい役割を作るのがポイント。例えば:
- 連絡係
- 用具管理係
- 写真係
- イベント企画係
こんな感じで細分化すると、一人あたりの負担がぐっと減ります。
しかも、得意分野で貢献できるから、やりやすいです。



こういった小さな協力が、実は大きな助けになるんです。
みんなで少しずつ、の精神ですね。
ネットの力を活用
今どきのツールを使えば、連絡や会計処理がグッと楽になります。
- LINEやSlackでの連絡:情報共有がスムーズに
- 会計ソフトの導入:面倒な計算も一瞬で終わり!
うちのチームでこれらを導入したら、連絡ミスが減って、会計の仕事も半分の時間で終わるようになりました。



Googleのドキュメントやスプレッドシートを使って、考えていることを共有したり、直接書き込んでコメントをもらったりして、早く進めるように工夫したよ!
保護者役員とコーチとの連携強化
コーチと役員が定期的に情報交換する機会を設けるのも大切。
チームの方針や課題を共有することで、無駄な動きが減ります。
それに、コーチの考えを直接聞けるのって、子供たちのためにもなるんですよ。
こんな風に、少しずつ工夫を重ねていけば、役員の負担はずいぶん軽くなります。
大切なのは、みんなで協力して、より良いチーム作りを目指すこと。
そうすれば、役員の仕事も楽しくなってきますよ。



コーチ・指導者と話をするって良いことが多いんです!
ちょっとしたことでも話すことができる雰囲気を作ることが大切ですね。
指導者・コーチが期待する、スポ少保護者の役割
コーチ陣は、私たち保護者に何を期待しているのでしょうか。
まず、チーム活動への協力です。
練習や試合の準備、子供たちの送迎、用具の管理など、コーチだけでは手が回らない部分をサポートすることが求められます。これらの協力が、子供たちがより良い環境で練習し、試合に臨むことを可能にするんです。
次に、指導方針への理解と尊重。
コーチは、長期的な視点で子供たちの成長を考えて指導しています。時には厳しく指導することもあるでしょう。そんな時こそ、コーチの方針を理解し、家庭でもサポートすることが大切です。もし疑問があれば、直接コーチと話し合うことがポイントです。
最後に、保護者間の調和です。
保護者同士が良好な関係を築き、チーム全体で子供たちを応援する雰囲気を作ることが、コーチ陣にとっても、子供たちにとっても大きな力になります。
保護者間のトラブルは、子供たちのモチベーションにも影響を与えかねません。
これらの期待に応えることで、コーチ、保護者、子供たちの三者が一体となって、より良いチーム作りができます。
スポ少の役員で大変・ストレス!仕事の押し付けと乗り越え方まとめ
7年間のサッカーママ経験を通じて、スポ少役員から多くのことを学びました。
まず、子供の成長を支える喜びです。
役員として関わることで、子供たちの成長をより近くで見守ることができました。
試合で頑張る姿、仲間と協力する姿、そして少しずつ技術が向上していく姿を目の当たりにし、心から嬉しく思いました。
次に、チーム全体で協力することの大切さです。
一人では到底できないことも、みんなで力を合わせれば乗り越えられます。
保護者同士、コーチとの連携、そして子供たちとの関わり、全てが一つになったとき、素晴らしいチームが作られるのだと実感しました。
最後に、前向きな姿勢の重要性です。
確かに、役員の仕事は大変で、時にはストレスフルです。
でも、「子供たちのために」という思いを持ち続け、前向きに取り組むことで、必ず道は開けます。困難を乗り越えるたびに、自分自身も成長できたと感じています。
スポ少役員の実態と、その乗り越え方について、私の経験をお伝えしてきました。
同じような経験をされている方、これから役員になる方、様々な思いがあると思います。
スポ少役員の経験は、単なるボランティア活動ではありません。
子供の成長を間近で見守り、支援する貴重な機会なのです。大変なこともありますが、それ以上に得られるものは大きいのです。
次回は、「効果的な役員決めの方法」について詳しくお話しする予定です。
役員を決める際のトラブルを避け、スムーズに決められる方法を紹介します。お楽しみに!