こんにちは!地方在住のサッカーママ、あっちです。
実は私、最初の2年間はずっとポツンとしていた経験があります。
今でこそ笑って話せることですが、
息子がスポ少に入団した当初、私自身親がなじめるか本当に不安でいっぱいでした。
自分だけが浮いている気がして、毎回の試合への帯同が少し憂鬱でした。
でも7年経った今、「あの時の不安は自分だけじゃなかったんだな」と気づくことができました。
今日は「スポ少の輪になじめないな…」と同じように悩んでいる感じているママさんに、ママさんの心が少しでも軽くなればと思い、私の経験をお話ししたいと思います。
「私だけ?親となじめない?」そんな気持ち、よく分かります
グラウンドの端っこで、一人スマホをいじっている自分。
「声をかけた方がいいのかな」
「でも、話が盛り上がってるところに入るのって、なんだか邪魔かも」
「私だけスマホ見てて、サボってると思われてないかな」
そんな不安な気持ちで過ごした日々は、本当に長く感じました。
特に辛かったのは、当番の時。
慣れない作業を必死でこなしながら、他のママさんたちと自然に会話ができない自分が情けなくて。
お迎えの時も、早めに来すぎて車の中で時間をつぶしたり、ぎりぎりに行って立ち話を避けたり。
振り返ると、随分と回りくどいことをしていたなと思います。
スポ少で実は意外と多い!ポツン族の親
ある日、驚くことに気づきました。
実は、私と同じように一人でいることが多いママさんが、結構いるんです。
仕事が忙しくて、練習の時間ギリギリに来て、すぐに帰らないといけないママ。
他のきょうだいの習い事と時間が重なっているママ。
引っ越してきたばかりで、まだ地域のことが分からないママ。
みんな、それぞれの事情を抱えながら、子どものためにスポ少に通っています。
輪の中にいないからといって、それは決して悪いことじゃない。
むしろ、それぞれのやり方で子どもを支えているんだと、徐々に分かってきました。
スポ少親になじめないけど「無理して入らない」という選択もアリ
この気づきは、私にとって大きな転機でした。
息子が3年生の時、体調を崩して1ヶ月ほど練習に付き添えない期間がありました。
その時、複数のママさんが送迎を手伝ってくれたんです。
普段はあまり話さないのに、「大変よね」って声をかけてくれて。
それで分かったんです。
私が輪に入れていなくても、必要な時には助けてもらえる。
スポ少の保護者って、そういう緩やかなつながりでいいんだって。
無理に輪に入らなくても、子どもが楽しく活動できて、最低限のコミュニケーションが取れていれば、それで十分なんです。
無理に輪に入らなくてもいい理由1. 子どもが楽しければそれでOK!
「ママ、今日のシュート決まったの見てた?」
「次の試合、応援に来てね!」
子どもがキラキラした表情で話してくれる時、私の心配は吹き飛びます。
考えてみれば、子どもは私がベンチで他のママと話してるかどうかなんて、全然気にしていません。
むしろ、練習を一生懸命見ていてくれる、自分の成長を喜んでくれる、そんなママの存在が嬉しいみたい。
私たち親の役割は、子どもの頑張りを見守り、支えること。
それさえできていれば、他はどうでもいいのかもしれません。
無理に輪に入らなくてもいい理由2. 必要最低限の関わりで十分
当番表の確認、連絡事項のチェック、必要な準備物の用意。
これらは確実にこなします。
でも、それ以外の付き合いは、無理のない範囲で。
私の場合、
挨拶はしっかりと、質問されたら丁寧に答える、必要な連絡は速やかにする
この3つを心がけました。
すると不思議と、ギスギスした気持ちが減っていきました。
完璧を目指さず、でも最低限はしっかりと。
このバランスが、長く続けるコツかもしれません。
スポ少親なじめない・ポツンママの快適な過ごし方
練習中の過ごし方
実は、一人の時間って意外と充実できるんです。
私の場合、子どもの練習風景を動画に撮って、家で一緒に見返すことが日課に。
夫も交えて「ここのパスすごかったね」「次はこうしてみたら?」って話すのが楽しみになりました。
また、グラウンド周辺を散歩したり、車の中で仕事のメールを返信したり。
自分の時間として有効活用することで、むしろポツンとしている時間が心地よくなってきました。
当番の時の工夫
当番の時こそ、シンプルな関わり方が効果的でした。
事前に作業内容を確認し、分からないことはその場で率直に質問。
「すみません、ここってどうすればいいですか?」って聞くと、意外と皆さん親切に教えてくれます。
会話は必要最小限でも、真摯に取り組む姿勢があれば、それだけで十分通じ合えるものです。
今では、黙々と作業をこなす私のスタイルを、周りも理解してくれています。
コミュニケーションの取り方
意外だったのは、必要最小限のコミュニケーションでも、ちゃんと関係は築けるということ。
私の場合、挨拶は必ず笑顔で、でもそこから深入りはしない。
「今日も暑いですね」「お気をつけて」といった、シンプルな言葉を大切に。
子どもの話題なら「〇〇君、最近シュート上手くなりましたね」「練習楽しそうですね」と、サッカーに関することだけ。
実はこれ、結構心が楽なんです。
無理に話題を広げなくていい。自然体でいられる関係って、案外これくらいがちょうどいいのかもしれません。
それでもスポ少親になじめない・ポツンになるのが心配な時は…
誰でも、時には不安になることがあります。
私の場合、特に息子が試合のメンバーから外れた時期は辛かった。
他のママさんたちと話すのが怖くて、練習を休もうかとも考えました。
でも、思い切って主人や親友に相談してみると、意外な視点をもらえたんです。
「子どもは親の背中を見て育つ」って言いますよね。
悩みながらも前を向こうとする親の姿も、きっと子どもの成長につながるはず。
完璧じゃなくていい、一緒に成長していけばいい。その気づきが、大きな支えになりました。
1. 信頼できる人に相談
スポ少の悩みって、意外と共感してもらえるものです。
私の友人は子どもが野球チームに所属していて、「うちも同じよ!」と笑い合えました。
スポ少以外の人に話すことで、客観的な視点ももらえます。
「それ、そんなに気にすることじゃないんじゃない?」って、さらっと言ってもらえるだけで、どれだけ心が軽くなったか。
身近な人との何気ない会話が、意外と効く特効薬になるんです。
2. コーチに相談
これは意外と見落としがちなんですが、コーチって実は良き相談相手になってくれます。
私の場合、思い切って「息子の様子が心配で…」と相談してみたら、練習後の子どもたちの様子や、チームでの立ち位置なども教えてくれました。
意外にも「お母さん、心配しすぎですよ」と笑われて。
子どもの成長を一番近くで見ているコーチの言葉って、妙に説得力があるものです。
3. チーム変更も視野に
これは本当に最終手段ですが、チーム変更することも選択肢の一つとして知っておくと心が楽になります。
実際、私の息子の同級生で、他のチームに移って伸び伸びと活動している子もいます。
無理して今の環境に留まる必要はない。
でも、決める前に必ず子どもの気持ちを確認すること。
意外と子どもは今の環境を気に入っているかもしれません。
親の心配が子どもにとっての重荷にならないよう、慎重に判断することが大切です。
【スポ少】親なじめない・ポツンの時、無理して輪に入る必要はない考え方
7年間のスポ少生活で学んだことは、結局のところ、シンプルなことでした。
完璧な親なんていない、みんな試行錯誤しながら子どもと一緒に成長している。
輪に入れなくても、ポツンとしていても、それは一つのスタイル。
大切なのは、子どもの気持ちに寄り添い、できる範囲で精一杯サポートすること。
今この記事を読んでくださっているあなたも、きっと素敵なママさん。
こうして悩むこと自体が、子どもへの愛情の証なんだと思います。
今日もどこかのグラウンドで、ポツンと一人でスマホを見ているママがいるかもしれません。
そんなあなたに伝えたい。「それでいいんです。あなたらしい関わり方で大丈夫!」
明日からまた、肩の力を抜いて、子どもたちの成長を一緒に見守っていきましょう。