こんにちは!7年目のサッカーママ、あっちです!
今日は、スポ少あるあるの「親の温度差問題」について。
私が、息子が入団して1年が経った頃、初めて大きな「温度差」を感じる出来事に遭遇しました。
土曜日の練習後、保護者会が開かれ、「平日夜練習を増やしてほしい」という提案が出たんです。
実は、この提案をしたのは、元サッカー選手のお父さんでした。
その場の雰囲気は、一瞬にして凍りついたのを覚えています。
なぜなら、平日の夜練習時間を増やすということは、私たち保護者の予定にも大きく影響するからです。
人によって「いいよ!」という人と、「正直、難しい・・・」と思う人が出てきます。
そんな実体験を交えながらお話ししていきたいと思います。
スポ少・親の温度差って?
先程の平日夜練習の話みたいに、スポ少では様々な場面で「温度差」が生まれやすいんです。
私の経験から、主な温度差ポイントが大きく3つあるのでまとめてみました。
スポ少・親の温度差① 練習への取り組み方
- 毎日自主練をさせたい派 vs 週2回の練習で十分派
- 雨でも練習したい派 vs 少し雨なら中止派
- 休みの日も練習に来る派 vs 家族行事を優先する派
スポ少の練習に関する温度差は、本当に奥が深いんです。
うちの息子のチームでも、いつも様々な意見が飛び交っています。
例えば、
「休みの日は家族で出かけたい」という意見がある一方で、
「せっかくの休日だから、もっと練習すべき」という声も。
特に、元サッカー経験者の親御さんは、自主練習の大切さを強調されることが多いですね。
また、雨の日の練習については特に意見が分かれます。
「多少の雨なら実施すべき」という意見と、
「子供が風邪をひく」と心配する声。
さらに、平日の練習時間についても、
「夜7時までは練習してほしい」という声がある一方で、
「塾や勉強時間との両立が難しい」という意見も。
結局のところ、それぞれの家庭の事情や価値観が大きく影響しているんだなと、私は感じています。
スポ少・親の温度差① 試合への関わり方
- 必ず応援に行く派 vs たまに見に行く派
- 勝敗にこだわる派 vs 楽しければOK派
- ビデオ撮影&分析する派 vs 特に何もしない派
試合になると、親の温度差がより一層クッキリと見えてくるんです。
特に印象的なのが、試合の応援スタイルの違い。
毎週末の試合に必ず来て、大きな声で応援するお父さんお母さんがいる一方で、月1回程度しか来られない保護者も。
でも、これって結構デリケートな問題なんです。
仕事が忙しかったり、下の子の面倒を見なければいけなかったり、様々な事情があるからです。
また、勝敗への考え方も様々。
「勝つことは子供の自信につながる」と考える親御さんもいれば、
「楽しく参加できることが一番」という方も。
中には、試合後のミーティングで「もっと勝ちにこだわるべき」と熱く語る保護者もいて、その場の空気が重くなることもあります。
私自身、この温度差に戸惑うことも多いのですが、どの立場も子供のことを思ってのことだと理解するようにしています。
スポ少・親の温度差① チーム運営への参加度
- 積極的に手伝う派 vs 最低限の協力でいい派
- お茶当番も喜んで派 vs できれば避けたい派
- LINEグループで積極的に発言する派 vs 見守り派
チーム運営への関わり方も、実は大きな温度差を感じる部分。
特に印象的なのが、保護者の役割分担についてです。
お茶当番、グラウンド整備、送迎、合宿の準備など、スポ少の運営には保護者の協力が欠かせません。
積極的に手を挙げて協力してくださる方がいる一方で、仕事や家庭の事情で参加が難しい方も。
運営に関する連絡ツールとして使っているLINEグループでも、温度差が如実に表れます。
こまめに確認して素早く反応する保護者もいれば、既読すらつかない方も。
時には「もっと協力的になってほしい」という不満が漏れ出ることもあります。
でも、ある保護者から
「無理のない範囲で協力し合えばいい」という言葉をいただいて、肩の力が抜けた経験があります。
完璧を求めすぎないことも大切かもしれません。
私が経験したスポ少での親の温度差・トラブルとその対処法
ケース① 送迎問題
毎週末の練習や試合で必ず発生する送迎。
うちのチームでは、車を持っている家庭が限られていて、特定の保護者に負担が集中していました。
あるお母さんが「いつも同じ人に頼ってばかり」とグループLINEで投稿したことで、対立が表面化。
共働きで送迎が難しい家庭や、下の子の用事と重なって協力できない家庭もあり、保護者間で険悪な雰囲気になってしまいました。
チーム内で話し合いを重ね、月初めに送迎当番表を作成し、可能な範囲で分担することにしました。急な予定変更にも対応できるよう、LINEグループで代わりを募集できるルールも設定。
送迎が難しい家庭は、お茶当番やユニフォーム洗濯など、他の形で貢献できる仕組みを作りました。
ケース② 練習時間の温度差
元サッカー選手のお父さんから「週末の練習時間を1時間増やしたい」という提案が出されました。
「このままでは試合で勝てない」「もっと技術を磨くべき」という意見に、数人の保護者が賛同。
でも、習い事を掛け持ちしている子や、家族との時間を大切にしたい家庭からは強い反対の声が。
保護者会は紛糾し、子どもたちにまで暗い空気が伝わってしまいました。
コーチを交えた話し合いの場を設け、それぞれの家庭の事情をシェアする機会を作りました。
その結果、土曜日は通常練習後に希望者による自主練習の時間を設けることに。
両者の意見を取り入れたことで、チーム全体の雰囲気も改善されました。
ケース③ 試合出場を巡るトラブル
公式戦でのメンバー選考を巡って、深刻な対立が発生しました。
レギュラーで出場機会の多い子の親は「実力主義は当然」という立場。
一方、なかなか試合に出られない子の親からは「練習を頑張っているのに機会がない」という不満が。
ある保護者が「うちの子をもっと使って」とコーチに直接談判したことで、チーム内の空気が一気に悪化。
子ども同士の関係にまで影響が出始めました。
練習試合と公式戦での起用方針を明確に分け、練習試合では全員に均等な出場機会を設定。
また、ポジションローテーションも導入し、様々な役割を経験できる機会を作りました。
保護者間でも「チーム全体の成長」という共通認識が生まれ、少しずつ理解が深まっていきました。
7年間サッカーママ生活で、スポ少親の温度差・トラブルで学んだこと
どの親も、子どもの幸せを願っている
最初の頃は、意見が対立する保護者のことを「困った人」と思っていました。
でも、時間が経つにつれて気づいたんです。
厳しい意見を言う人も、消極的な人も、根底には「子どものため」という思いがあることを。
「もっと強くなってほしい」「楽しく続けてほしい」「将来伸びてほしい」。
表現の仕方は違っても、誰もが我が子の幸せを願っているんですよね。
この気づきがあってから、異なる意見も素直に聞けるようになりました。
家庭の事情は十人十色
ある日、いつも協力的でないと思っていた母親から、介護と仕事の両立で精一杯という話を聞く機会がありました。
また、別の家庭は、お子さんの持病のため、天候や体調と相談しながらの活動を余儀なくされていました。
見えない事情は本当にたくさんあるんです。
安易に「非協力的」とレッテルを貼るのではなく、まずは「どうしたの?」と声をかけることを心がけるようになりました。
その一言で、相手の状況が理解できることも多いんです。
親同士のコミュニケーションは小まめに
グループLINEでのやり取りが、思わぬ誤解を生むことに気づきました。
文字だけのコミュニケーションって、受け取る側の解釈で、まったく違う意味になることも。
だから今は、ちょっとした懸念があれば、練習後に直接話しかけるようにしています。
「こないだのお茶当番、大変だったよね」「送迎、調整つかなくて申し訳ない」など、日常的な会話から始めると、相手も心を開いてくれやすいんです。
子どもの気持ちを第一に
保護者同士のトラブルが深刻化したとき、ふと息子の表情が曇っているのに気づきました。
親同士の関係が、子どもたちの練習や試合にも影響を与えていたんです。
「大人の事情で、子どもたちの楽しみを壊してはいけない」
これは、7年間で学んだ最も大切なことかもしれません。
時には一歩引いて、子どもたちの表情を見ることで、大人同士の対立も自然と和らいでいくものです。
今では、困ったときは「子どもたちのため」という原点に立ち返るようにしています。
スポ少親の温度差で起きるトラブルまとめ
スポ少での「温度差」は、避けられない問題かもしれません。
でも、それは決して悪いことばかりではないと思います。
違う考え方に触れることで視野が広がったり、我が子だけでなく、チーム全体のことを考えられるようになったり。
この記事を読んでくださっているサッカーママさんも、きっと似たような経験をされていることでしょう。
完璧な解決策はないかもしれません。
でも、お互いを理解しようとする気持ちがあれば、きっと良い方向に進んでいけるはず。
明日からのスポ少生活が、少しでも楽しくなりますように!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
スポ少親の温度差で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!